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会社員でもできる?行政書士を副業で始める方法と注意点

今日なんですけれども、行政書士開業の形って人それぞれだと思うんですよ。今はいろんな働き方がある中で、副業でも行政書士ってできるのかという疑問を聞きたいです。

副業っていうのはつまり、行政書士として開業するけど、どこかの会社で働く本業もあって、行政書士を副業として始めたいとか、本業と両立しながらやりたいという人が結構多いですよね。そうですね、それをやっていきます。お願いします。

もともとフリーターという人も中にはいるんだろうけど、多くは会社員として正社員で働きながら、一念発起して夜や土日に勉強して、一生懸命やってきた方ですよね。素晴らしいことです。他の人が家族との時間を大切にしたり、自由に遊んでいる中で、一生懸命勉強して合格したわけです。


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資格を取った後に進む道

ただ、その多くは資格を取っても使わずに持っているだけの人が多いんですよね。毎年5万人くらい受験して5000人が合格します。ここ数年では、その5000人全員が登録するわけではなく、ごく一部しか登録しません。残りは「資格を取って終わり」という人が多いんです。

では、登録してやるぞとなったときにまず考えるのは、税理士や司法書士なら事務所に勤めて実務経験を積もうとする人が多いですよね。いずれ開業するにしても、まずは修行をして力をつけようと考えるわけです。

ところが行政書士は、その道を選ぶ人が少ない。不思議だなと思うんですよね。昔は行政書士事務所の雇用が全然少なかったんですけど、今は行政書士法人として大規模に業務を受注している事務所も増えていて、就職先もあります。


行政書士としての副業と現実的な課題

もちろん給料は高くないですし、資格を持っているだけで実務経験がなければ即戦力にはなりません。待遇は資格を持っていない人とあまり変わらないです。就職先はあるにはあるけど、東京や大阪など都心部に集中していて、地方では少ないのが現状です。

だからこそ、多くの人は登録してもいきなり収入がないので、会社を続けながら副業として行政書士をやるわけです。それは合理的で、今の時代、副業を認める会社も増えているので、全然良いと思います。

ただ、「副業は本気じゃない」とか「プロ意識があるのか」と批判する行政書士もいます。でも、それは関係ないですよね。99人に否定されても、1人でも必要としてくれる人がいるなら、それで十分です。大切なのは自分の気持ちです。


行政手続きと副業の両立

ただ、現実的な課題として、行政書士は役所に書類を提出する仕事があります。役所は平日の昼間しか開いていません。副業だと土日しか動けない場合、どうするんだろうという不安もあると思います。

おっしゃる通りで、行政への提出は基本的に平日の9時から17時です。その時間に合わせられないと業務はできません。ただ、提出先によっては郵送やオンライン申請が可能な場合もあります。最近はオンラインが増えてきているので、その点は調べることが必要です。

協力体制を作ることの重要性

例えば、もともと親しくお世話になっている行政書士の先輩や仲間といった人脈を自分で作っておけば、協力体制を整えてお願いできる状態を作っておけば済むわけじゃないですか。そうですね、協力して業務を一緒にやればいいわけです。一緒にやるなら、共同受任という形にして、「書類作成は僕がやります。持っていくのと行政との交渉はお願いしますね」と最初から線引きをして、立て付けをしっかり明確にしておけばいいんです。

ここは契約関係の問題なので、報酬のシェアをどうするかもあらかじめ話し合っておけばいいわけです。そういう交渉こそがビジネスじゃないですか。だから、既存の枠組みの中でなんとなくやろうというのは甘い。ないなら作ればいいし、壁にぶつかったならどうやって乗り越えるかを考えるべきなんです。それがビジネスです。


会社員と事業主の違い

事業主なんだから、そこが会社員との一番の違いなんですよね。会社員は会社で言われたことをやらなきゃいけないし、そのルールの中でやらなきゃいけない。突破しようとしたら「うるさい、黙れ、いいからやれ」と上司に叱られることもあると思います。

でも事業主はすべて自分で考える。枠組みも、ビジネスモデルも、どうやったらできるのかも、自分で考える。違う人の力を借りようと思えば、それを交渉すればいいだけじゃないですか。そうやっていけば全然実現は可能なんです。

しかもその上で会社員として働いているからお給料もある。お給料があれば生活できる。つまり潰れない事務所なわけです。それは強いですよね。資金繰りに困らないんだから、潰れないというのは大きい。長くやることができるわけです。


長く続けることの価値

結局、事業ってキャッシュフローの問題で、入金より出金が多くなり貯金がなくなれば事業は終わりです。でもお金さえあり続ければ事業は潰れない。多少業績が悪くてもキャッシュがあれば続けられる。それが会社員として働いていれば毎月お給料という輸血が入るので、その範囲で仕事を続けられるわけです。

そうなると長くやって生き延びることができる。しっかり活動を続けていれば、その間にチャンスは必ず出てくるわけです。野球でも、打席が1打席しかなかったらホームランを打つのはきつい。でも1000打席あれば、そのうち打てるでしょう。打てないとしたら練習不足です。


成功の秘訣は「長くやること」

この前、東京ドームで試合をしてきたんですけど(余談ですけど)、東京ドームで試合できる回数は少ない。お金もかかるし、滅多にできない。そんな中でホームランを打つのはきつい。でも毎日出ていたら、どこかで必ず当たる。

だから長く生き延びることが大事なんです。事業も同じで、長くやることで人脈もでき、知識も増え、チャンスも舞い込んでくる。勝手にやめていく人がたくさんいるから、続けることが大事なんです。

これは僕の親しい芸能人の方から食事の場で聞いた話ですが、その方は誰もが知っている有名人です。成功の秘訣を聞いたら「長くやっただけ」とおっしゃったんです。

最初は同期がたくさんいたけど、気づけばどんどん勝手にいなくなった。でも自分は細々と、無駄遣いせずコツコツ続けていただけ。すると同期がいなくなり、自分がトップになった。気づけば周りからベテラン扱いされてギャラも上がっていた。

もちろん、その間に人付き合いや社交性、テレビを分析して伸びるものを研究したりと努力はされていた。でも一番の秘訣は「長くやること」。そうすればチャンスが舞い込み、その一つひとつに全力で取り組めば道は開けると。


副業の強み

そう考えると、潰れにくい副業の形は実は有利かもしれません。独立開業して他に収入源がなければ、うまくいかなければ廃業するしかない。でも働きながらなら、全然問題ない。

もちろん廃業してからまた働きつつ再挑戦することもできます。でも働きながらならリスクは小さい。会社員として給料があり、行政書士で月10万や20万の売上を作るのは難しくない。寝ていたり遊んでいたら無理ですが、ちゃんとやれば必ず結果は出ます。

そうしてお金がついてきたときに「行政書士一本でやる」と決めれば会社を辞めてもいいし、「会社も好きだから両立したい」と思えばそれもあり。両立させたいなら、どうしたらできるかを真剣に考えればいいわけです。

例えば業務委託でもいいし、共同受任という形でもいい。「書類作成はほとんど僕がやります。全部任せてください。監修やチェックだけ先生お願いします」という形で、報酬の一部をいただく。ちょっと下請けっぽい感じにはなるんですけどね。僕らの業界だと「下請け」という言葉はふさわしくないけれど、一般的にいえば被保険者に近いような状態ですよね。

それをいろんな先生方と組んでやっていけば、少しずつでもお仕事をいただける。一つひとつの単価は低いかもしれません。でも自分の限られた時間の中でやらせてもらえるし、営業やマーケティングに時間を使わずに、書類を作ればお金がいただける。そういう方法もあるんです。これが一番やりやすい。

ただ「お仕事ください」というスタンスだと、先輩は全部教えなきゃいけない上に、お金まで払わなきゃいけない。それだと先輩にメリットがなくて、「そういう人はいりません」と言われてしまいます。だから大事なのは「この業務なら大丈夫です。任せてください」という状態を作ることです。


スキルを活かして仕事をもらう

いわゆるジョブ型雇用と同じです。例えば「ホームページを作れます」「デザインができます」「PhotoshopやIllustratorで作れます」「YouTube動画の編集ができます」といったスキルがあれば、その部分だけを企業から請け負って、納品して報酬を得ることができます。

行政書士でも同じで、資格だけ持っていてスキルがなければ「教えても結局自分がやることになる。手間がかかるから自社でやった方がいい」と思われてしまう。逆に「ほとんどやってくれる、チェックだけでいい」となれば、「OK、助かる。じゃあ都庁に提出しておいて」という感じで仕事を任せてもらえる。

みんな余計な雇用者は増やしたくないんです。社会保険も高いですからね。だから外部の人に手伝ってもらえるのはありがたい。そういう立ち位置を作るのは十分に可能なんです。


相手のメリットを考えること

結局、考えるかどうか。そして交渉できるかどうかです。「こういうことを一緒にやりませんか?」「こういう仕事をいただけませんか?」と、相手にとってのメリットを考えて伝えることが大事です。相手にメリットがなければ、それはただのお願い、甘えているだけ。そうなると「いや、それはちょっと」と断られます。

相手目線でメリットを示した上で「こういう関係を築きませんか?」と口説けるかどうか。そこがポイントなんです。


副業でも行政書士は成功できる

つまり、副業でも行政書士は十分に成功できます。実際、行政書士をやりながら飲食店を経営している人や、建設業を自分でやっている人、クリニックの役員を兼ねている人など、マルチに仕事をしている人はたくさんいます。

会社員であろうと会社経営であろうと関係ありません。要は自分の裁量で責任を持って仕事ができるかどうか。それだけです。


自分を「大丈夫」にする

結局、「副業行政書士って大丈夫なんだろうか?」と気になる方も多いと思いますが、大丈夫にするのは自分自身です。

その気持ちがなければ事業主には向いていません。「世の中がこうだから無理」「先輩にこう言われたから無理」と言っていたら無理です。「無理マジ無理ほんと無理」と“無理の三段活用”みたいなことを言っていたら、結局「無理と言っている自分が無理」なんです。

大事なのは「どうやったらできるか」を徹底的に考えること。それさえできれば前に進めます。一緒に頑張っていきましょう。

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