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行政書士は人脈がすべて?先輩とのコネクション作りと本当の価値

今日のテーマは「先輩行政書士とのつながり」って意味あるのですか?僕が「意味ないよ」と言ったら怒られるじゃないですか。これから開業するヒカル先生との“つながり”みたいな部分もあるので。

でも私が開業したての頃は、周りから「とりあえずまず先輩とのコネクションを作った方がいいよ」とすごく言われていました。実際のところどうなんだろうと気になります。教えてください。

なるほど、それではやっていきましょうか。「意味ないよ」とは言えない立場もあるんですけど、そういう忖度を抜きに全部ぶっちゃけて話していけたらと思います。よろしくお願いします。お願いします。

また前回に引き続き、ちょっとインプラントの後遺症が治るまでマスクでお付き合いをお願いします。】


目次

先輩行政書士との関わりは意味があるのか

先輩行政書士さんとの関わりに意味があるのかというと、忖度抜きに言えば「意味はある」んですね。ありがとうございました、ありがとうございます……終わりではないんですけど。

詳しく言うと、意味はあるけどそれが全てではない、ということです。関わりを持つということは、そこに時間とお金もかかります。「関わることが大事だから」といって、関わることに全振りしている人も中にはいるんですよ。ほとんど他の仕事は何もしていないんじゃないか、というくらい、ひたすら同業の先輩と一緒にいる。毎晩先輩方と食事をしている人もいるわけです。そこまでする必要があるかというと、それはないんです。


意味がある場面とは

どういう時に意味があるかというと、やはり相談できたり、助けてもらえたり、教えてもらえたりする先輩が一人もいないというのは結構つらい。実務面でもそうですし、営業やマーケティングのことでもそう。

例えば業者さん、ホームページ業者とか、チャットワークやクラウドサインなどのデジタルツールやサブスクの契約についても、どれを選んだらいいかわからない。その中で先輩行政書士の方々に評判を聞いたり、「実際何を使っていますか」と情報を教えてもらえるのは本当に価値がありますし、ありがたいことです。


競合でありながら助けてくれる存在

本来、先輩も後輩もない。同じ個人事業主で横並び、つまりただの競合他社なんです。売上を取り合うライバルとも言える立場なのに、先輩だからといって教えてあげる義理は本来ないんです。

でも皆さん本当に優しい方が多いんですよね。基本的にめちゃくちゃいい人ばかりで、何でも教えてくれる人が多い。人間は教えたがりな生き物でもあるし、教えることを楽しむ人もいます。中にはそれを「マウントを取られた」と受け取る人もいるかもしれませんが、やはり教えてくれる存在というのは非常にありがたい。だから相談できる人を作っておくことは本当に大事なんです。


恩返しの意識

ただし、やってもらって当たり前、もらって当たり前の「クレクレ君」ではいけません。そういう人はそのうち相手にされなくなります。学校やクラスでも同じですよね。やってもらって当たり前でお礼もしない、口だけで自分は何もしない、そういう人はしょうがない。

自分ができることで、相手が喜んでくださることを恩返しする。これを常にやっていかないと、人間関係は長続きしません。誕生日を祝ってもらってもお返しをしなかったら、翌年からはもう祝ってもらえなくなる。それと全く同じです。

部活の先輩後輩のような関係もここにはありません。行政書士はただの競合他社です。だから、与えてもらって当たり前、相談して答えてもらえるのが当たり前ではない。そこはしっかり意識すべきです。


関係を深める人数は限られる

ただし、毎晩のように先輩と一緒に過ごす必要はないですし、増やしすぎても意味がありません。「友達100人できるかな、1000人できるかな」と増やしても、全員と深い関係を築けるわけではありません。Facebookの友達や名刺が増える以上にはならないんです。

やはり「この人だ」と思える人を見つけて関係を作っていくことが大事です。特に友人関係でもそうですが、手が届く範囲で深く関われるのはせいぜい10人程度。それ以上、20人30人と同時に深い関係を維持するのは難しいんです。

だから、自分の中で「この人は大事だ」と思う人を明確にして、そこをしっかり大切にしていく。みんなと平等に関わると関係性は薄くなるし、広く浅くというのは得策ではないと思います。

もちろんSNSでライトにつながっておくのは良いと思います。SNS上でちょこちょこコメントし合う程度であれば、自分の時間やお金を取られるわけではありません。

一方で、身近に置きたい人には時間を使う。直接会う、一緒にゴルフに行く、遊びに行く、バーベキューをする、ご飯を食べに行く。そういうことは本当に大事にすべき人たちに時間を割けば良いと思います。それ以外の方とはSNSで軽くやり取りする程度で十分だと思います。

スポーツと同じで理論は人によって違う

あともう一つ、スポーツをやったことがある方ならわかると思うんですけど、教えてくれる先生ってたくさんいますよね。その先生によって理論が違うんです。でもその理論は全て間違いではなく、それぞれ科学的な根拠に基づいているから全部正解なんです。全部正解なんだけど、言っていることはそれぞれ違うわけです。A理論があって、B理論があって、C理論があって、それぞれアプローチが違う。

ただ、いろんな人から学ぶとごちゃごちゃになって「結局何が正しいんだっけ?」と混乱してしまい、どれでもない不正解になってしまうことがあるんです。先輩方の言うことも、それぞれ違ったりします。でもそれも基本的には全部正解なんですよ。間違っている場合もありますが、基本的にはその人の経験に基づいて「これがいい」と思っていることなんですね。


意見が違うのは当たり前

ただ、それをいろんな人に聞くと「この人はこう言う」「あの人は違うことを言う」となってしまう。例えば「専門特化した方がいいよ」という人もいれば、「いやいや、地方なら専門特化したら食っていけないから総合的にやった方がいい」と言う人もいる。いろんな意見があるわけです。

その中で特に成功されている方々の意見は大事にした方がいいです。逆に、ネット上でよくわからない匿名の人たちがガチャガチャ言っているような、いわゆるノイジーマイノリティの意見は一切気にしなくていい。成功している方々の意見は、全部正しいし全部正解なんです。

ただ、それを全部取り入れようとすると、逆に意味がわからなくなってきて矛盾が生じます。「あれ、これおかしくない?どっちが正解?」となってしまう。


ゴルフのレッスンと同じ

これはゴルフのレッスンも同じです。この先生と決めたら、その先生の言うことだけを一定期間集中してやった方がいいんです。ブレなくなるんですよ。

でも、その先生から習って一生懸命頑張っているのに、友達や先輩と一緒に行くと「もっとこうした方がいい」「ここはこうだよ」と教えてくれる人がいる。それをいちいち聞いてしまうと、理論が破綻してしまうんです。先生には先生なりの順序やカリキュラムがあったのかもしれないのに、それが崩れてしまう。

結局、大事なのは全体なんです。部分部分を大事にすることじゃない。例えば「インサイドアウトで打つんだ」と部分的なアドバイスを外野から受けても、それは違う。ちゃんと理論に基づいてやっているんだから、全体を学ぶ必要がある。

行政書士でも同じで、「この人についていこう」と決めたら、その人の言うことを自分流に解釈せず、100%素直にやってみる。僕はそれをすごく大事にしています。


アレンジはしない

よく「こういう意見があったから自分なりに咀嚼してアレンジしてみよう」という人もいますけど、僕は懐疑的です。自分がすごい人ならそれでいいんです。でも自分がすごい人でもないのにアレンジしてどうするの?って思うんです。

型破りというのは、まず型を極めた人がやるものです。ゴルフでも、プロがこう言っているなら、まずはその通りにやってみるべき。行政書士でも同じで、「この人だ」と決めたら、そのまま言われた通りにやる。アレンジしない、自分の解釈を入れない。これが本当に大事なんです。

超一流のプレイヤーなら話は別ですけど、そうでないのに自分の考えを入れるとおかしくなる。もし自分の考えでうまくいくなら、人の言うことなんて聞かなくても成功してますよね?できていないからこそ聞いているんだから、まずはそのままやるべきだと僕は思います。


誰を信じるかを慎重に

もちろん、誰を信じるかを間違えたら大変です。ついていく先輩を間違えたらアウトです。だから判断責任は自分にあります。真剣に調べて「この人はすごい、正しい」と思えるなら、その人の言うことを100%聞いてみる。そして、その人にべったりくっついて教わる時間に使った方がいい。

あっちこっちとコウモリみたいに動き回るより、はるかに成果が出ます。


僕のスタンス

これは声を大にして言いたいですが、反論もあるかもしれません。でも僕は「100%いじらずにやれ」というタイプです。僕自身もそうしてきました。一定期間は絶対にブレない。他の人に何を言われても「今はこれをやっているから」と自分の中で決めてやる。その期間は一切揺らがない。

行政書士の世界でも、先輩とつながることは大事です。ただ、どの先輩に関わるかを見極める。そして教えていただけるときはありがたく教わる。でも、いろんな先輩に同時にくっつきすぎないことが大事です。

いろんな先輩からの意見を全部取り入れるのは無理ですし、必ず矛盾します。どれも正しいんです。間違っているわけではない。でも自分は「これだ」と決めて、その人についていく。それが本当に大事なんです。

ましてやネット上のよくわからない人、面識もない人の断片的な意見なんて「それはあなたの感想でしょ?」という程度のもの。そんなものに振り回される必要は全くありません。

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